印刷の作業行程自体はフル・デジタル化されていますが印刷機の紙とインキの部分は、まだアナログなのです。
印刷物を製造しているという点から見ると品質管理は大事でありまして印刷会社で言うと印刷の版とインキのところになります。
印刷はどのように色を表現しているのかといいますと、藍・紅・黄・墨と呼ばれる4色で構成されています。つまり、4つの色で天然色といわれる色(カラー)を出しています。
皆様もパソコンのプリンターのインキが4色なのはお気づきですよね。
(補色としてオレンジやグリーンを加えた6色もあります)
印刷物を虫眼鏡で見ていただくと色の点で構成されているのがわかります。その点を網点と呼ばれ、その点にインキが付き用紙の上に載せて出来上がっているわけです。
そのときの点の大きさやインキの濃度などが、色の変化を生むので管理する必要があります。
これらを左右するのが気温や湿度。
しかし、これらの要因の中でも触れ幅を出きるだけ抑えようとするのですが、これは印刷機だけではなく印刷の版でも管理するというのがカラーマネジメント(色・管理)の考え方です。
当社では、社員みんなでこのことを勉強しております。
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