印刷・情報用紙について、大王製紙、王子製紙、中越パルプ、日本製紙、北越製紙、三菱製紙が相次いで値上げを発表しました。王子、日本の両社とも、原燃料の高騰を理由に印刷用紙全品種を6月1日出荷分から、15%以上の値上げをするとの説明がありました。
印刷工業組合としまして用紙メーカーに対して
(1)昨年の7月にも10%の値上げを行っている
(2)古紙偽装問題の説明が消費者及び需要家に対して十分になされていない
(3)一律の割合での値上げは大量需要家と小規模需要家間の価格差を広げる
等の問題点を指摘しましたが、実質値上げがなされました。
お客様各位には特段のご理解を賜わりますよう、よろしくお願いします。
<各社値上げの内訳>
■大王製紙
印刷・出版用紙、情報用紙、特殊紙 5月21日以降出荷分15%以上
■王子製紙
印刷・情報用紙 6月1日以降出荷分 15%以上
■中越パルプ
上級・中級・下級印刷紙アート紙、コート紙、軽量コート紙、微塗工印刷紙 6月1日以降出荷分 15%以上
■日本製紙
印刷用紙全品種、フォーム用紙、ノーカーボン用紙 6月1日以降出荷分 15%以上
■北越製紙
印刷・情報用紙 6月1日以降出荷分 15%以上
■三菱製紙
印刷・情報用紙 6月1日以降出荷分 15%以上